「もっと下半身使って!」「パワーの源は下半身!」
スポーツの現場でよく使われる言葉です。
ですが、その意味を本当に理解していますか?
下半身の筋トレの代表的なものに
スクワット
デッドリフト
レッグエクステンション
レッグカール
カーフレイズ
などがあります。
これらは しゃがんだり立ったり、股関節を曲げたり伸ばしたり、膝を曲げたり伸ばしたり と縦(矢状面)の動きメインです。
※画像の身体を左右に分ける面が矢状面です
トレーニングからもわかるように下半身のパワーは縦の動き、矢状面上で発揮されます。
それに対してスポーツでは投げる、走る、打つ、殴るなど横、水平方向への動きが多いです。
つまり、下半身の縦の動きで生み出されたパワーを横の動きに変換する必要があります。
ここを間違えるとせっかくトレーニングで身につけたパワーが上手く使えずに「ウェイトトレーニングでつけたパワーはスポーツには使えない」とかおかしな結論になってしまうんです。
断言します。
ウェイトトレーニングでつけたパワーはスポーツで使えます。
使い方を知らないだけなんですよね・・・
下半身で生み出されたパワーをパフォーマンスにつなげる為には、スポーツのフォームも当然ながら、縦の動きをベースにしたものになります。
変に下半身をひねったり、横方向に動かしたりしては駄目です。
単に怪我のリスクが上がるだけで、パフォーマンスに結びつきませんから・・・