ファイトライフ協会の講習会でトレーナーの皆さんにも説明させていただきましたが膝は非常に不安定な関節です。
画像のようにすねの骨の上に太腿の骨が乗っているだけの状態です。
使い方を間違えると怪我を誘発する動きになってしまいます。
画像のような方向に力が加わると膝が前方に滑り落ちる動きとなります。
この力に膝が耐えられない場合は前十時靭帯損傷などの深刻な怪我を引き起こします。
つまづいて止まるとき、走っていて止まるときなどの動作ですね。
キックボクシングでは右構えで右のパンチを打ったときの軸足がまさにこの動きとなります。
「スクワットで膝を出さないように」といわれるのはこのためですね。
(本当は出してもいいんですが・・・)