ダイエット＝減量！？

こちらの画像は明日のキックボクシングの試合に出場する選手の計量写真です。
辛い減量をやってきただけあって良い身体してますね～。

こんな風にお腹を割ってみたいですよね^^
「よし俺もやってみよう！」
と思ったあなた！

ちょっと待ってください！
それはやめたほうが良いです。

なぜなら「ダイエット」と「減量」には大きな違いがあるからです。

それは　減量は終わりがあって、ダイエットには終わりがない　ということです。

アスリートの減量は計量の瞬間だけ体重を落とせばOK。
その一瞬のためにサウナスーツで運動したり、半身浴に入ったりして汗をかいて体重を落とします。
体脂肪が落ちているわけではなく、水分で落としているだけです。

むしろ体脂肪計で計った数値では体脂肪は増えます。

また、計量翌日には多い選手では10kgも体重が増える選手もいます。
一般のダイエットで考えるとめちゃくちゃリバウンドしていますね・・・
でも、アスリートの計量の場合は、ある意味リバウンドさせるのが目的なのでこれでいいんです。

しかし、一般の人のダイエットの場合、せっかく落とした体重が戻ってしまったらリバウンド。つまり失敗です。

一般のダイエットは落とした体重をキープしてこそ成功です。
体重を落としたところが本当のスタートです。
また、減量の場合は落とせなかったら失格ですが、ダイエットの場合は落とせなくても失格になることはありません。
諦めない限り、再チャレンジすることも可能です。

まとめると
減量：期限が決まっている、リバウンドしていい
ダイエット：期限が決まっていない、リバウンドNG
というような違いがあります。

こう考えると方法が違ってくるのもイメージできますよね。

減量と違い、ダイエットは一生続きます。
無理せず、一生続けられるような習慣を作りましょう。