キックボクシングでもお尻の筋肉を使って地面を蹴ることは重要です。
例えば左ミドルキック。
左脚のお尻の筋肉で地面をしっかり蹴ることで股関節を前方へ突き出します。
すると腿の前や腹筋が伸ばされて、ゴムのように縮もうとする力が働きます。
あとはその勢いそのままに脚を放り投げるようにすると体全体を使った長い、しなるようなミドルキックが蹴れます。
お尻の筋肉が弱かったり、使い方が苦手だと股関節を突き出せずに腿前の筋肉に頼って蹴ってしまいます。
そうすると太ももがパンパンに張って太くなってしまいます。
足が太くなる走り方と一緒ですね。
画像のように、ミドルキックもクリーンもお尻を使って股関節を伸ばしているのがわかると思います。
ヒップアップはもちろん、パフォーマンスにもやっぱりお尻の筋肉は大事です。
キックボクシングでもランニングでもウェイトトレーニングでも日常動作でもお尻の筋肉が使えるようなトレーニングしていきましょう。